楽しい陶芸 たたら作り 山小屋


今週は、たたら作りの作品の紹介です

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山小屋 (総重量 890グラム 内ベースプレート 237グラム) 高さ(煙突部 150mm)、横幅 170mm、奥行き 80mm 粘土: 半磁土 釉薬: 透明

たたら作りとは

ソバ打ちをイメージしたら、良く分かりますが、麺棒で延ばしたそば状態にすることを陶芸では『たたら』と言います。


この作品の場合には、1kgの赤土を、手のひらで叩いて、薄く伸ばしますて行きます。10mmの厚さ位に伸びたら、木の細長い板(たたら板と言います)と麺棒を使って更に薄く、広げて行きます。

たたらの厚みは、3mm、5mm、7mmが良くつかわれます。この作品の場合は、5mmですが、厚ければ重くなります。

粘土の平板を作って、作品をつくる事をたたら作りと言います。 見れ戴ければ分かるように、ろくろでは出来ない異型の作品が出来ます。

粘土板を型に当てて、作品を作るのを『型おこし』。 型は何でも構いません。カップめんの容器、 家のお皿など。 もう一つは『手おこしと』言う方法もあります。

たたらさえあれば、誰でも出来ます。 ですから、 初心者にとっては、ろくろ作りなどよりも取っきやすい技法です。

たたら作りの注意点

たたらは均等に伸ばします。 又、しっかりと叩いて、そして、麺棒で締める事が大事です。 均等に伸ばすと言っても、機械で伸ばさないと均等にはなりませんが、丁寧に、麺棒であらゆる方向から伸ばしていきます。 不均一な粘土は歪みの原因となります。

中に空気が残っていると割れの原因になります。 空気の泡を残さない為には、土はしっかり練ります。出来れば菊練りで。空気が入ったら、針などで潰して空気を抜きます。

伸ばす時は、下に水で濡らしたかた絞りのさらしのタオルを敷いておきます。二つの理由があります。下の木の台に粘土の水分が吸われないように、又、たたらをひっくり返したりするときにタオルが敷いてあれば、簡単に出来ます。 又、たたらは、出来るだけ手で触らないようにします。

もう一つの大事な点は、この作品のように部品を切り分けて、それを組み立てる場合は紙型を必ず作ります。謂わば、設計図見たいなものです。伸ばして行って、この紙型の部品が全て取れるサイズにします。

たたら用の紙型

複雑な作品や、大きな作品は必ず紙型を準備します。

作品の構想をしっかり練ることと、型があれば、たたらを型に合わせて切るだけですから、簡単に出来ます。型なしでやると、考えながらやる為、作業が煩雑になり、綺麗な作品になりません。

髪型は、ちょっと厚めの紙を使います。 使い終わったカレンダーなどがちょうど良い厚みです。

部品作り・成形

作品によって、やり方は変わって来ますが、この作品を例に取って説明します。

事前に作っておりた、紙型をあてて部品を作ります。 カットはOLFA見たいなナイフか、陶芸用の針で丁寧に切ります。この時大事なことは切った端面をしっかりと締めておきます。締めておかないと、ここから割れが出ます。

切り分けた部品は、出来るだけ触らないようにします。新聞を敷いて一時間ほど軽い木の板などで重しをかけて乾燥させます。
(曲げる必要がある部品は、型に合わせてまげて起きます。乾燥が始まってやると罅がはいったりします。)

一時間程で、少し乾燥が進んでいます。窓枠を開けたりするのはこの時点でやります。 柔らか過ぎても、乾燥が進み過ぎても難しくなります。増してや、組み立てた後にカットするのはだめだめです。。屋根の瓦も模様なども組み立て前に入れておいた方がよいでしょう。

組み立て

貼り合わせは、『ドべ』を使います。ドべは、粘土に水を加え、マヨネーズ状にしたもので、すり鉢でしっかり摺り作ります。又、電動ろくろで作ると時出る柔らかい土を、容器に取っておきます。

ドべは、接着に大事な材料です。いい加減なものを使ってはダメです。必ず同じ土を使います。土によって収縮率が違ったりしますので剥離の原因になります。

いよいよ貼りつけですが、90度の貼り合わせであえば、貼りつける部品の端面を45度にカットして貼ります。おおよそで良いです。 カットした端面は、針や歯ブラシ等で傷を付けます。これで接着具合が大幅にアップします。(これ絶対)。

そして、先程のドべを端面にタップリ付け、貼り合わせます。後は、丁寧な作業を根気よくやるだけです。

もう一点、剥離が心配な場合は、粘土の細い紐(こより)を作って内側から接合部に貼って補強します。 例えば、マグカップの取っ手などは必ず、こよりで補強します。

山小屋のともしび、アロマポット

この作品は、家の床が取り外せるようにしてます。 中にLEDランプや、キャンドル、又はアロマキャンドルやアロマインセントなどを入れて使います。山小屋のともしび。。。。といった感じ。

この技法で、、お雛さま、マグカップ、花瓶、ランプシェード、フルーツバスケット風の大皿等などいろんな展開が出来ます。

是非、お試しあれ!!!!


投稿者: normanrich

某電気メーカーに勤務し、アメリカ駐在23年、国際部門として全世界を飛び回る。定年後の生活を様々な趣味を通じて楽しんでいる団塊世代のものです、日々の趣味の活動を、このブログでシェアして行ければと思ってます。 長年の海外生活と息子たちが海外にいますので、海外からの面白い情報もアップ出来たらと思います。 Mail address: norman.tomita+sakura@gmail.com

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