コロニアル優勝 ジョーダン・スピーシのカムバック優勝
先週のテキサス州で開催された、コロニアルでは、ジョーダン・スピーシーが最終日を65の5アンダーでPGA8回目の優勝をしました。
スピーシーは今年のマスターズで、最終日バックナインで5打のリードを保てず、逆転をされました。 これで、2年連続マスターズ優勝を逃しました。 それ以後、スランプではないかと言われてましたが、これでいよいよスランプを脱出したかと言われています。3週間後には、オークモントで開催されるUSオープンの2年連続優勝を目指します。
USAtody紙、スポーツ トップニュース 2016.5.31記事
スポーツトップ記事として、ジャック・ニコラウスの談話が載ってます。 今週はジャック・ニコラウスが主催する『ザ、メモリアルトーナメント』の週です。
この記事の目次
ジャック・ニコラウスは、ゴルフの帝王と言われ、又、彼の金髪からGolden Bear(金色の熊)と言われてました。
60年代中盤当たりが全盛期で、彼と、アノルド・パーマー、そして、南アフリカのゲーリ・プレーヤー3名がBig Three(ビッグスリー)と呼ばれていました。現代のビッグスリーに関して、ジャックニコラウスは語ってます。
現代のビッグスリー ジェイソン・デイ、 ジョーダン・スピーシ、 ローリ・マキロイ
今のPGAをリードするプレーヤを称して、現代(今日)のビッグスリーは、ジェイソン・デイ、ジョーダン・スピーシ、ローリ・マキロイと言われ始めています。 当然、現在の世界ランキングの1~3位です。その評価に対して、ニコラウスは次の様に述べてます。
彼らはそれぞれ、デイ=ザ・プレイヤーズ チャンピオン スピース=コロニアル、マキロイ=アイリッシュOpenに勝ってます。
ビッグスリーは、60年代中盤に、ニコラウス 4回、パーマーは全てのメジャーで7回、 ゲーリー・プレーヤは4回のメジャー優勝を果たしてます。
その一方、マキロイは4回、スピース2回、デイは一回のメジャー優勝を果たしてます。
ニコラウスは、彼らの時代には、単に三人がベターなプレーヤだっただけで、 他にも、ビリー・キャスパー、 リ・トレビノ、 トム・ワトソン等の優れたプレーやがいたと言ってます。
マスコミにビッグスリーとして取り上げられ脚光を浴びたのは、ある面、他のプレーヤーに不公平だったのではないかと言ってます。
今の状況はその時に似ていて、彼らが非常に優れたプレーヤーであっても、その後には、リッキー・ファウラー、バーバ・ワトソン、松山秀樹など、沢山の若いプレーヤーが控えていると言ってます。
誰かが、その3人の中に割り込んでもおかしくない状況で。 現在のゴルフ界には今までにないほどの沢山の優れたゴルファーがいると指摘してます。 ビッグスリーの時代と現在までは、しばらく間があっただけで、その間、タイガー・ウッズが飛び抜けていました。
現在、多くの優秀なプレーヤーが一つのパックの中にいます。 そして、ニコラウスは、タイガー・ウッズもその輪の中に戻ってくるだろうと言ってます。 タイガーは、5回のメモリアル優勝、79回のPGA優勝をしています。タイガーは2015年8月から欠場をしていて、今週のメモリアルも欠場の予定とのことです。
タイガーはきっとカムバックするし、フィル・ミケルソンもまだ終わった訳ではない。 彼ら三人はビッグスリーになる可能性はあると思えるけど、それを決めるのは、まだ、時期尚早であろうと、ジャックは述べてます。
それにしても、帝王の口から、松山秀樹の名前が上げられるとは、それこそびっくりポンだすな。。
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