今晩は、だみの練習についてです。 今、もっている本と、数週間前に西郷窯で、10分程度教わった染付けの基本を基に、だみの練習をしています。
骨描きも結構難しいですが、だみはもっと難しくなります。 プロが作った作品でも筆跡が残っているものもあります。 Youtubeでプロの絵付け師の方がやっているだみの作業を見ると、でっかい筆を毛の根元の部分を絞ったり、緩めたりして作業をやってますね。
この作業は、呉須を塗っているのではなく、呉須を垂らして毛先で広げて、残った呉須を、毛先に吸い込ませているんですね。
今回の練習をやって見て、やはる最初は呉須をしっかり垂らすことが必要ですね。 最後の、毛先に吸わせるコツがわかると、大目に垂らすことが怖くなくなります。 又、HBの鉛筆で書くと、鉛筆に含まれる油性分が、土手(堤防の土手)になって、溜まりがはみ出すのを防いでくれます。 少々、はみ出しても、その方が味がある作品になります。
でも、言うは易し、行い難しで、非常に難しい作業です。 我々、素人の陶芸愛好家はそれ程沢山の作品を作るわけではありませんので、その技術の取得をするのは、ほとんど不可能に近いです。 でも、陶芸を愛するものは、やはり、染付けは極めたい。 そんな方への練習方法です。
できれば、だみ用の筆があれば、いいですが、今回は、習字用の筆でやって見ました。 これでも、最低の技術を習得は出来そうです。 いい呉須筆は¥5000円ほど、安いものでも、1000円ほどです。 ”弘法筆を選ばず”と言いますが、やはり、それように開発された道具を使った方がいいでしょうね。
私は、だみ筆を2本持ってます。 大きな筆で、毛の部分を持って、絞ったり、吸わせたり、面白いですよ。
筆には、たっぷり(適度に)呉須を含ませます。
必要な材料は、素焼品(又は陶片)と、HB鉛筆、筆、それとティッシュかタオルがあれば練習できます。
Keywaords: 垂らす、溜める、引っ張る、吸い取るです。
きっと、自分でも、満足出来るいい作品が出来ます。 この作業がある程度できたら、呉須をかって本格的な絵付けをやって下さい。 Where there’s a will, there’s a way.” リンカーンの名言です。
Youtubeへどうぞ。。(今回は3分に収めました。)